「おもてなしの神髄」を味わう、超人気洞窟風呂のお宿
- 訪問日
- 2014/04/29
- 最終更新日
- 2014/05/21
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管理人総合評価
4.8
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ユーザーの評価
(12件)4.6

菅平の麓にある温泉、仙仁温泉は1年待たないと宿泊できないという超人気の温泉です。
私達は運よくキャンセルに潜り込み、金曜日に宿泊しました。
--------------------------仙仁温泉の宿泊予約について----------------------------
※仙仁温泉は公式サイト及びオンライン予約ができるサイトはありません。2014/5/18現在
予約に関する情報はレポート最下部に掲載しています。
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門をくぐり仙仁川を隔てた橋の向こうへは、大自然の中の1軒宿、川のせせらぎを聞きながら癒される空間がありました。
部屋数は少なくはないですが宿泊の時に人にあったのは食事の時ぐらいで、まるで自分達だけの世界ようでした。
仙仁温泉のすばらしさはなんといっても接客!接客とお客さんのくつろぎを考えたスペース作りだと思います。
極上のもてなしを受けるなら一度仙仁温泉へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
私達は仙仁温泉をとても気に入り、2004年~2011年まで毎年1,2回家族や親戚で訪れていました。
写真は7年間の写真がまじったものとなりますのでご了承ください。
到着するとまず庭園の見える開放的な洋風茶室へと通され、抹茶と茶菓子が出されます。抹茶を飲んで思ったのが「本物」。この宿へ来て一番最初に本物を感じた時でした。
庭園の方へ出てみると鯉が泳いでいる池は不思議な事にモクモクと湯気が出ています。
旅館の方に聞いてみると、温泉が流れ込んでおり、温度は30度ぐらい。徐々に温度を上げてならしたそうです。
「ここの鯉は他のところと違って冬も元気に泳ぎ周っているんですよ」と教えてくれました。
≪仙仁温泉の魅力≫パブリックスペースが充実

ライトももちろん遠近法が使われていて奥行きを感じさせます。
書斎や休憩所がいたるところへ隠し部屋のようにあり、見つけるのもとても楽しかったです。
チェックインは普通は15時のところが多いのですが仙仁温泉は13時、チェックアウトは11時と余裕をもって設定されています。普段忙しくて読めない本などを持参して来るといいと思います。
1泊2食付 2名1室1人26,000円(税抜) 「仙寿亭」 8畳+3畳の広縁+バルコニー ミニキッチン、バス、洗面、トイレ付
基本的に家族連れが多い仙仁温泉。
昔は夫婦2人で来ている方も多かったかと思いますが、ここ最近は家族連れ用の大き目の部屋が増築され、2人で来ている人はだいぶ少なくなったように思います。
2人で宿泊できる部屋は数が少ないので早めにとった方がいいです。
1泊2食付2名1室1人30,000円(税抜) 「仙寿亭」 10畳+4.5畳の広縁+バルコニー ミニキッチン、バス、洗面、トイレ付
アンテークの椅子など凝ったつくりの部屋は景色もよく、心地のいい部屋でした。
部屋の入り口へは茶菓子とウーロン茶、コーヒー、漬物などが冷蔵庫の中に用意されています。
■■1室3名以上の料金の詳細■■ 1泊2食付 ※休前日、特別期間は+2,000円(子供+1,000円)
3名1室:1人26,000円(税抜) 4名1室:1人24,000円(税抜)
5名1室:1人23,000円(税抜) 6名1室:1人22,000円(税抜)
・子供料金 小学生(大人料理):18,000円 (お子様懐石):14,000円
幼児(お子様料理):10,000円 左記以外の幼児は4,000円
1泊2食付2名1室1人30,000円(税抜)「仙寿亭」② 1室3名以上の料金の詳細は上記同様
接客は完璧で、お客さんのプライベートを重視し、むやみやたらに入ってきません。
お陰で普段の忙しさを忘れて心身共に癒される事ができました。
1泊2食付2名1室1人30,000円(税抜)「仙寿亭」③ 1室3名以上の料金の詳細は上記同様
1泊2食付2名1室1人35,000円(税抜) 「仙郷亭」10畳+洋間約6畳+バルコニー ミニキッチン、バス、洗面、トイレ付
■■1室3名以上の料金の詳細■■ 1泊2食付 ※休前日、特別期間は+2,000円(子供+1,000円)
3名1室:1人28,000円(税抜) 4名1室:1人26,000円(税抜)
5名1室:1人25,000円(税抜) 6名1室:1人24,000円(税抜)
・子供料金 小学生(大人料理):18,000円 (お子様懐石):14,000円
幼児(お子様料理):10,000円 左記以外の幼児は4,000円
1泊2食付2名1室1人42,000円(税抜) 離れ「仙山亭 部屋名 仙楽」 8畳+5畳+洋間5畳+書斎3畳 ミニキッチン、庭、バストイレ洗面付
なんといっても離れの仙山亭はすばらしく、部屋が3部屋ある他、風情あふれる庭が付いています。
この時は4名で泊まりましたが、4名が個々に別々で部屋の中で楽しめるほどスペースがあります。
■■1室3名以上の料金の詳細■■ 1泊2食付 ※休前日、特別期間は+2,000円(子供+1,000円)
3名1室:1人35,000円(税抜) 4名1室:1人32,000円(税抜)
5名1室:1人30,000円(税抜) 6名1室:1人28,000円(税抜)
・子供料金 小学生(大人料理):18,000円 (お子様懐石):14,000円
幼児(お子様料理):10,000円 左記以外の幼児は4,000円
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ミニキッチン -
バスルーム -
洗面所
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夏の茶菓子はとうもろこし♪ -
縁側ですわって食べました。 -
部屋の前も気持ちのいい空間
山の幸をふんだんに使った好味の料理が膳を彩る
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信州牛の石焼ステーキ -
山女の塩焼 -
山菜みそ
料理は山の幸をふんだんに使った丁寧で綺麗で繊細な料理の数々。
山女が笹の上にのっていたり、桜の花が添えられていたり、目で見てもとても楽しい。
メインは魚と肉が選べますが、断然肉がお勧め。
ミディアムレアな状態で出てくる信州牛は好みの焼き加減まで添えられている石で焼いて食べます。
やわらかくてジューシーで口に入れるたびにため息が出てしまいます。
料理は2時間ほどかけてゆっくり運ばれてきます。
昔はもっと品数が多く、最後に来るメインが食べれないほどでしたが、年々丁度いい品数に減って
いきました。
連泊の場合、食事の内容は変えてくれます。
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食事処 -
食事処 個室の外
食事の後はライトアップされた敷地内をお散歩

桜の時期は白く光る桜が美しい
食事をゆっくり食べた後は少しお散歩。
部屋によっては部屋のテラスからも眺める事ができ最高に綺麗。
私は桜の季節か食事処がオープンテラスになる夏の仙仁温泉が一番好きです。
熱めのあっさり湯に浸かりながらそよそよと感じる風

貸切風呂や家族風呂、洞窟風呂の他にしっかり大きな内湯もあります。
あたたかい時期には窓を全開にしてあり、半露天風呂状態。
そよそよとふく風も気持ちがいい~。
洞窟風呂へはこの内湯から行けるようになっており、脱衣所には洞窟風呂へ行く人用の身体に巻くバスタオルも用意されていて心使いが嬉しいですね。
奥行き30メートルもある名物「洞窟風呂」 川のようにドバドバと流れる源泉
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源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性) -
源泉掛け流し PH8.0(弱アルカリ性)
洞窟は奥行き30メートルもあり、温度は水のようにぬるいです。その為か入り口にある左の写真の湯船は加熱してあり熱いぐらいです。そこで身体をあたためてから洞窟風呂へ入浴しないとちょっと寒いかもしれません。
入るとすぐに人工的な滝があり広場のようになっています。そこから枝分かれになっていて奥の方まで行く事ができます。一番奥には滝がいくつかありもっと奥には秘密の湯溜りもあります。ここは好奇心がある人のみが見つける事ができます。
源泉は1本はそのまま流れており、もう1本は加熱したものが流されています。温度は低いですが湯量は多くて川のように洞窟の中を流れています。
仙仁温泉の従業員が丹精込めて手作りした素敵な貸切露天風呂の数々
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風姿の湯 貸切風呂 源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性) -
源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性)
一番古くからある貸切風呂「風姿の湯」
以前は風姿の湯1か所しか貸切風呂がなかったので並んでやっと入れたり入れずじまいだったりしたけど、今はこの他に2か所貸切風呂があるので何処にも入れなかったという事がなくなって嬉しい。
やはり貸切で何も気にせずノベ~っと入浴するのは貸切ならではのよいところ。
洞窟風呂もすばらしいけど、ここ最近は貸切風呂ばかりに行く事が多いかな。
野守の湯 貸切風呂②
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野守の湯 源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性) -
源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性)
夢想の湯 貸切風呂③
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夢想の湯 源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性) -
源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性)
家族風呂
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家族風呂 源泉掛け流し/加温 PH8.0(弱アルカリ性) -
脱衣所

食事処
この時は夏だったので通常閉め切っている窓を全て開放し、オープンテラスのようになっていて最高にすがすがしい!
今まで仙仁温泉で食べた朝食の中で1度だけだったけど、この部屋で食べた食事が一番気持ちのいい朝食でした。
朝食は和食と洋食が選べ、他の宿ではよく和食の朝食がメインで、洋食も希望があればという程度に用意されていて内容もイマイチだったりするけど仙仁温泉はまるでフレンチのメインかと思うような素敵な洋食が出てくるところもお気に入り。
パンも近くのパン屋さんから焼きたてを持ってきてくれるのでバターの香りがするクロワッサンは絶品です♪
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朝食 和食 -
朝食 洋食
≪仙仁温泉の良いところ≫
仙仁温泉は本物のもてなしを感じる事ができるすばらしい温泉旅館。
仙仁温泉へ行くと、これがもてなしというものか~と思う。
誰を連れて行っても大満足してもらえるお宿だろう。
一番は部屋の居心地の良さが最高によい。一日中部屋の中にこもっていても飽きない良さがある。
何よりテラスが気持ちいい。
パブリックスペースが豊富で居場所が沢山あるところも楽しさがある。
2.3泊してゆっくりしたいお宿。
≪仙仁温泉の良くないところ≫
特になし
■■■■■■■■■■■■■仙仁温泉の宿泊予約の詳細■■■■■■■■■■■■■■
予約ができる時期は最長11か月先となります。受付開始は毎月1日(1月のみ3日)朝8:00からです。(それより手前の宿泊であれば、いつでも電話予約はできますが、土曜・祝前日・連休の時期などは、11か月前予約をしないと取れないことがあります)
予約開始:
2月~12月 → 1日朝8:00~
1月 → 3日朝10:00~
例)
①2015年5月3日の予約を取りたい場合 → 2014年6月1日 朝8:00 予約受付開始
②2015年9月20日の予約を取りたい場合 → 2014年10月1日 朝8:00 予約受付開始
③2015年12月29日の予約を取りたい場合 → 2015年1月3日 朝10:00 予約受付開始
予約方法:電話のみ(仙仁温泉電話番号 026-245-2453)
休業日:12月30日~1月2日
宿泊を考えている方は、まず一度空き状況について電話でご確認ください。
・なお、予約が埋まっている場合もキャンセル待ちをすることができ、キャンセルが出次第連絡をもらえます。キャンセルがでなかった場合には連絡はきません。
・詳細について確認したい場合は、「パンフレット」を取り寄せることができます。(電話でお願いすると送付して頂けます)
・上記内容は作者に問い合わせがあるため、自主的に作成したものです。間違いがないように宿に確認しておりますが、詳しくは仙仁温泉 岩の湯にご確認ください。
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素晴らしいおもてなしの精神
橋を渡ればまったくの別世界がそこにはありました。日本が誇るべきおもてなしの精神が細部までに行き渡っている世界です。スタッフの方たちと出くわすことはほとんどないのですが、常にどなたかがわたしたちに心配りしていることが分かるお宿です。滞在時間は至福の時間でした。洞窟風呂は源泉があふれでる場所まで「探検」ができ大人もワクワク。足下からも源泉が自噴していてなんとも神秘的。予約困難な宿ですが、必ずまたリピートします!
連泊したい
今、ソファーに座って、投稿してます。洞窟風呂、貸し切り風呂、共に素晴らしいですね。宿の雰囲気もよし。今から晩御飯です。楽しみです。
夢のようでした
癒しの空間、最高の演出
驚きのパレードでした‼️
是非また行きたいです(^-^)
毎年宿泊することが目的に・・・
皆さん書かれているとおり、日本一予約の取りにくい宿とも言われていますが、おかげさまで、毎年この宿に宿泊することが目的の旅を重ねています。
三か所の貸切露天風呂も趣が異なり、その空きを待つ間もゆったりと風を感じながら待てますし、洞窟風呂はぬるめのお湯でサウナ効果が楽しめます。
料理も地産に拘り、質・量ともに満足度の高いもの。ただ、その料理も癒しの時間もすべてを支えるスタッフのキメ細かいサービスによるものと認識しています。チェックインの駐車場の対応から、帰りの見送りまでさまざまなスタッフが接点をもちますが、今まで? のつく対応をされたことはありません。
個人的には、帰りに車を運転しているとルームミラーから見えなくなるまで、見送りのスタッフが手を振ってくれることに感激しています。これは今まで裏切られたことがありません。毎年、風呂上りに喫茶コーナーで風を感じながら楽しむビールも恒例です。
傘寿にて両親に名湯をプレゼント。In My Life
2015年秋
やっと予約が取れた名湯、両親に感謝の気持ちを込めて宿泊して貰いました。
車で、山中を1時間以上運転するのは大変でしたが、送迎をしてあげました。
こんな時でないと親孝行できないので頑張りました。
ロビーも広く、談笑もでき。社員もオモテナシの気持ちで優しく接してくれました。
秘湯というより、ここは日本人の美徳を再考させてくれる良い名湯です。
電話応対から始まる心地よさ
こちらと宿の都合が合って、運良く予約することができた。確かに評判に違わず、もてなしや料理に関してはレベルが高い。具体的なことは、管理人さんによる詳細な紹介があるので、そちらを参考にされたい。名物の洞窟風呂も、童心に返って楽しむことができる。随所にあるパブリックスペースも軽井沢の星のやほどオープンではなく、適度な“お籠り感”があり、落ち着ける。
この宿は食事の時間の拘束を感じさせない。これは他の温泉宿ではないもので、たぶんここだけではなかろうか。この宿はもてなしについて余程の自信があるのだろう。聞けば、年間27日の休館日があるという。この宿のもてなしはそこに秘密があるのかもしれない。スタッフに十分な休みがあれば、余裕が生まれ、そうした余裕から生まれるもてなしが、客を心地よくするのだろう。
さて、この宿のもてなしは予約を取る時に始まる。今時のオンライン予約ではなく電話予約なのだが、予約が取れない時でも嫌な思いをしたことがない。それほどここの電話応対は心地よい。
最高の癒しの空間
念願かなって、ようやく宿泊してきました。11か月前に予約し、それでも土曜日は取れなかったので金曜日に宿泊。到着した時、ちょうど雨が降り出し、おまけに3組ほど到着が重なってしまったのですが、スタッフの方が「そのままお待ちください!」と前に到着した方を案内して、走って傘をもって戻ってきてくださいました。新緑の季節、緑が美しい橋を渡りながら、いやでも期待が膨らみます。相方さんと二人だったので、仙寿亭の一番狭いお部屋でしたが、十分の広さと何とも言えない居心地の良さ。洞窟風呂は思った以上に素晴らしく、奥のほうの湯だまりに浸かっていると、ぬるさはあまり感じずだんだんとポカポカしてきました。透明度の高いお湯が、ざあざあと川のように流れていて、なんとも言えない気持ち良さでした!接客も館内も、すべてが大満足だったのですが、残念だったのは、到着してからずっと雨だったので、お散歩ができなかった事。次回の楽しみができたという事ですね。それと、こちらのサイトで、朝食は和食と洋食が選べると思っていたのですが、選択肢はなく和食だったので、食事だけ星一つマイナスです。でも、それも満足度が高くて、チェックアウトしてから気づいたのですが…(^^)
想像を超えていたお宿でした。
温泉宿にはまっと知った知り合いが、ぜひ行ってほしいと予約を取ってくれたお宿でした。
それまでの知っていた温泉宿とは質が違った印象。
駐車場まで案内してくださったスタッフさんのご衣裳もお宿の雰囲気に合わせてあって、一歩足を踏み入れた瞬間から格別の空間でした。
お茶をいただきながら見える室内や庭園をきょろきょろ。どこを見てもとても素敵でわくわくしました。
いたるところにある休憩スペースは、秘密部屋みたいだったりで楽しかった。
温泉の温度はぬるめで、洞窟風呂は特にずーっと探検しながら入っていられる。
貸切のお風呂も、ひとつひとつ作りが違って全部に感動があった。とにかく調度品や作りなど、お宿すべてのセンスが好みだった。
お料理もまた格別でした。地物旬のものが使われていて、一つ一つがとても丁寧。特に朝食でいただいたドリンクが最高においしかった。
毎年どこかに手を入れて、進化し続けていらっしゃるそうなので、何度行っても新しい発見があると思う。
おもてなし
以前から何度か予約を取ろうと思ってはフラれていましたが、何とか仙山亭の予約が取れ2014年9月に行くことができました。
須坂より車で山間に走って人家が見られなくなる辺りに仙仁温泉は姿を現します。
駐車場に車を止めようとした時に、たまたまだと思いますが、スタッフの方が近くにおり、すかさず車の誘導をしてくれました。そのあとも荷物を持って頂き、気さくに話しかけて頂きました。
まさに神秘の湯で読んだ通り、素晴らしい笑顔での接客を体感し、着いて早々ファンになってしまいました。
温泉
源泉は30度ちょっとでぬるめの、弱アルカリ性低張性温泉でした。
貸し切り風呂が4つと洞窟風呂があります。
洞窟風呂は大人であってもワクワクするような造りになっていて、お湯もさることながら、雰囲気を楽しめるお湯でした。
料理
料理は地元の食材をふんだんに使った手の込んだものとなっていました。
特に、この日出されたイワナのお造りと椀物は大変美味でした。
また2時間以上かけてゆっくりと食事を楽しむので、夕食の開始時間は早めが良いかもしれません。
宿
著者も言われている通り、パブリックスペースが宿のいたるところにあります。
そこには、趣味の良い調度品や宿がセレクトした本が並べられており、非日常の一時が過ごせます。
また、チェックインが14時、チェックアウトが12時(2014年9月時点)と最長22時間滞在できますので、温泉に浸かるなり、本を読むなり、昼寝をするなり思い思いの時間を過ごすことができます。
ここに来る際は、観光地を忙しく回る旅ではなく、旅のメインを「仙仁温泉岩の湯に泊まる」ことに定めゆっくりするのが良いのではないでしょうか。
まとめ
なかなか予約が取りづらいのですが、その苦労をしてでも泊まる価値が十分ある宿です。
また、宿の裏の山(遊歩道)や駐車場付近の東屋などは、まだ造り途中のようなので、次に泊まるときが今から楽しみです。
15年ぶりに訪れて
花仙庵と形容詞が付かない頃に一度お世話になり,今回半年前に予約が取れたので,宿泊できました。信州は秘湯ブームにのって泡ノ湯に代表されるような土日にワッと人が押し寄せるようになりました。その後入浴剤を入れた浴槽で問題になってから,今は落ち着いた宿が目立つようになってきました。そんなきっかけになったのがこの岩の湯ではないでしょうか。
宿に到着したら前と同じように抹茶のウエルカム。お料理は新しいものもあれば,同じ笹に盛った鮎の塩焼き,石焼きの信州牛もあり,懐かしく美味しい。何より変わったなと思うのがお風呂。大変きれいな洞窟になっていました。入浴着を着て混浴にしたのは利用客からの要望を受けてか?母のおなかの中で羊水に包まれているかのような微温湯につかっているのが良い,子どもがプール代わり歓声を上げるのは興ざめだが。貸し切り風呂を強く推薦する。ジャグジー付きの内風呂と露天を独り占めできる。豊かな自然の中で贅沢な空間だ。不易と流行,おもてなし。これらは山懐に大きな空間を保てたこそできる業であろう。最後に飲み物はイワナの骨酒を是非味わってみては。酒器も熱々の美酒だ。宿のおもてなしがわかる。